VPS・追加IPを使う前
VPSの追加IP:料金・最低利用期間と割当後の確認
追加IPは、追加しただけで利用の準備が終わるわけではありません。ConoHaの公式手順では、停止したVPSへの割当、追加NICの確認、許可ポートとOS側の設定を分けています。料金と最低利用期間も先に照合してください。
標準IP、追加料金、割当条件を混ぜない
| 確認項目 | 公式で読める条件 | 読み違えない点 | 公式出典・確認日 |
|---|---|---|---|
| 標準と追加の区別 | 標準IPはVPS作成時に標準で設定されるもの。追加IPは別のオプションとして提供されるもの。 | 帯域の設定先も対象ごとに異なります。無料の転送量と追加IPの料金は別項目です。 | 標準・追加の定義/2026-10-15 |
| 追加IPの料金 | 追加IPアドレス1個:月額料金424円、1時間単位料金0.6円(税込)。 | VPS本体や他のオプションを含む総額ではありません。 | 公式拡張機能欄/数値確認日:2026-10-15 |
| 最低利用期間 | 追加IPの公式申込手順には最低利用期間30日と記載されています。 | 時間単価があることを、短時間だけの契約ができる根拠にしません。 | 公式申込時の注意/数値確認日:2026-10-15 |
| VPSへの割当 | 割当先のVPSは停止状態である必要があります。 | IPの追加完了と、割当完了は別の段階です。 | 公式割当手順/2026-10-15 |
| 割当後の確認 | ネットワーク情報で「add-」で始まる追加NICを選ぶ。接続許可ポートはデフォルトですべてOFFと案内されています。続くIP等の設定はOSごとに異なります。 | 使うポートだけを本人が照合し、OSへの設定が済んだとは推測しません。 | 公式NIC・許可・OSの説明/2026-10-15 |
この手順本文からは、本人の契約バージョンや現在のOSに対する全設定の適用可否までは確定できません。公式例にあるCentOSやUbuntu 18.04(版確認日:2026-10-15)を、別のOS・版への設定指示として転記しないでください。
追加完了を、OS設定やサービス確認まで広げない
独立した保存用比較表は、契約から利用までの根拠を段階別に残す編集上の道具です。本人の対象と時点、確認できた表示、OSと版、利用結果と未確認を別欄にします。配布ファイルに本人の結果は入っていません。
| 状態 | 本人が残す根拠 | まだ確定しないこと |
|---|---|---|
| IPリストに追加された | 申込対象と追加後の表示、確認時点 | どのVPSへ割り当てたか、OSが使えるか |
| 対象VPSへ割り当てた | 停止条件、対象ネームタグ、割当の表示 | 追加NICの値がOSへ設定されたか |
| 追加NICと許可条件を確認した | NICの目印、ネットワーク情報、利用するサービスの必要な許可 | OSの設定方法が本人の環境へ適合するか |
| OS設定を確認した | 本人のOS・版、適用した公式手順と設定結果 | 利用するサービスで必要な応答を得られたか |
| 利用の結果を観測した | どの追加IPで、どのサービスを、いつ確認したか | 未確認の別サービスや別IPまで同じ状態か |
例えば、リストにIPが見えても追加NICの情報が未確認なら、「追加表示あり、NIC未確認」と渡します。OSの設定は終わっていても別のIPで接続していたなら、目的の追加IPでの利用確認にはしません。見えている表示をその段階だけの根拠として扱い、次の欄の代わりにしないのがこの表の使い方です。
担当が変わる場合は、完了欄だけを渡さず、最後に根拠を残せた段階と次に必要な公式資料を残します。停止できる条件が未確認なら、先にIPを増やして解決するとは判断しません。認証情報や秘密鍵を記録する表ではありません。
実行前の分岐と、割当後の確認順序
以下は公式手順の順番に、本人の環境へ当てはめる判断を加えた編集上の流れです。申込み、支払、停止、OSの変更は本人が行います。本稿は実サーバーの設定例を実行していません。
- 契約と必要性:追加したい対象と用途、料金、最低利用条件を照合する。標準IPで足りるかは本人が判断し、帯域だけを変えたい場合は転送量と帯域の確認と分ける。
- 割当条件:公式は追加IP一覧で追加を申し込み、そのあと対象VPSへ割り当てる順序。停止状態が必要なので、本人の停止可能な条件を先に記録する。公式申込み・割当(確認日:2026-10-15)。停止条件が未確認なら、割当の確定へ進まない。
- 追加NIC:対象のネットワーク情報で追加用NICを選び、そこに出るIPと関連情報を本人が照合する。接続許可ポートは、使うサービスに必要なものを確かめる。公式NICと許可の説明(確認日:2026-10-15)。不明なまま全許可にはしない。
- OSの適合性:本人のOS、版、設定方式を記録し、公式例と一致するか確認する。合わなければ、その例の適用は保留し、本人の環境に合うOS公式資料と提供元の手順を照合する。古い例のインターフェイス名や設定ファイルを、名前だけ置換して使わない。
- 利用の受入:OS設定と利用するサービスの観測を別に残す。追加IPでの結果を確認できないなら、最後に確認できた表示、未確認の段階、次に必要な資料を残す。別IPでの成功を目的のIPの成功へ読み替えない。
この順序で分岐するのは「停止できない」「OSの適合性が不明」「設定表示はあるが利用結果が不明」という異なる状態です。同じ接続失敗としてまとめないでください。どの状態か分かれば、次の担当者は公式資料を確認する範囲を限定できます。未確認の欄を埋めるために、追加購入や設定変更を繰り返す必要はありません。
時間単価の算例は、最低利用期間を消さない
入力は追加IPアドレスの税込0.6円/時。公式料金表(単価確認日:2026-10-15)。計算に使う24時間は本稿の仮定で、契約期間や実際の利用記録ではありません。
0.6円/時 × 24時間 = 14.4円(公式入力から本稿で計算、2026-10-15)。これは時間単価を読むための参考値です。公式申込手順の最低利用期間30日(出典、確認日:2026-10-15)があるため、この参考値を短期の契約総額とは書けません。
料金表の月額欄は税込424円(公式、確認日:2026-10-15)です。月額欄、時間単価、最低利用条件を別々に照合してください。本人の請求への適用、丸め方、解約時の扱いはこの掛け算では確定しません。契約画面で確認できない額を、この算例で穴埋めしないでください。
よくある確認
IPを追加したら、OSの設定も終わりますか?
公式は割当後にOSごとに異なるネットワーク設定が必要と案内しています。追加完了だけで設定済みとは扱いません。公式の割当後の説明(確認日:2026-10-15)。
短時間しか使わなければ、時間単価の分だけ払えばよいですか?
このページではそう断定できません。料金表の時間単価とは別に、追加IP手順に最低利用期間が書かれています。本人の契約条件を確認してください。
追加IPでSSHにつながりません。鍵を作り直すべきですか?
本稿ではその結果だけから判断しません。まず対象の割当、追加NIC、許可条件、OSの適合性のどこまで確認できたかを残します。認証自体の切り分けは接続先・許可・公開鍵の確認と分けて行います。
引き継ぐときの結論は「IPを増やした」だけにしません。どこへ割り当て、どのNICを見て、どのOS手順が適用でき、何の応答まで確認したか。利用の結果を見ていない部分は、その段階を示したまま渡してください。